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ルーキー最上位となるシーズン5位の座はもう目前
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29日(土)午後にスペイン・バレンシアのリカルド・トロモ・サーキットで行われたGP2の第1レースで、ポールポジションスタートだった中嶋一貴(Dams)は3位入賞し、表彰台に上がった。勝利したのはヴィタリー・ペトロフ(カンポス・グランプリ)で、GP2初優勝となった。2位にはチームメートのジョルジョ・パンターノが入り、元F1ドライバーであるスペイン人のエイドリアン・カンポス率いるカンポス・グランプリは見事に母国でワンツーフィニッシュを飾っている。
スタート前に雨が降った影響で、レースはオープニングラップから荒れた展開となった。8番グリッドからのスタートとなったペトロフは最高のスタートを決め、1コーナーを通過した時点でなんと2位までポジションアップ。中嶋は首位を守った。しかし7周目に中嶋は周回遅れのミカエル・アレシン(ART)をかわすのに手間取り、その間隙を突かれてペトロフとパンターノにポジションを奪われてしまう。また平手晃平(トライデント)も素晴らしいジャンプアップを見せ、一時は4位を走行していたものの、スピンアウトしグラベルにはまってしまった。
チャンピオン争いを行う2人のドライバーにとって、今回のレースは大きな意味をなすものとなった。現在チャンピオンシップリーダーのティモ・グロック(iSport International)は荒れたレースで何とか7位入賞を果たし、2ポイントを稼いだが、一方のルーカス・ディ・グラッシ(ART)は好走を見せたもののグラベルにはまってリタイア。この最終戦の第1レースを終えた時点で、チャンピオンシップポイントはグロックが81ポイント、ディ・グラッシは77ポイントとなった。あとは今シーズン最後のレースで逆転劇があるかどうかだが、現時点で圧倒的に有利なのはグロックだろう。第2レースはリバースグリッド制のため、第1レースで1位から8位に入賞したドライバーのグリッドが逆転する。つまり第1レースで7位入賞を果たしたグロックはフロントローからスタートできるのだ。BMWザウバーのテストドライバーを務めるグロックが、2007年GP2のタイトルを獲得する公算が大きくなってきた。
中嶋一貴
「周回遅れのマシンをかわすのに手間取ってポジションを落としてしまったのは残念だけど、今シーズン最終戦で再び表彰台に上がれたのは良いことだし、チームは良い仕事をしてくれたと思っている。勝利を逃してしまったのは痛いが、予選では速さを証明することができた。それに、このような“クレイジーな”サバイバルレースを生き残れたのも良かったね」
E.A.
Source GP2
RACING-LIVE Japan