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ライコネン、タイヤ装着のミスを挽回
日本GP - フェラーリ - 決勝
01/10/07 18:44
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タイヤ交換で勝機を逸したライコネン
日本GPでのフェラーリ優勝のチャンスは、セーフティカー先導でレースがスタートした直後に消滅してしまった。他チームがスチュワードの要請に従い、ブリヂストン・タイヤのフル・ウエットを装着していたのに対し、フェラーリ勢だけはインターミディエイト・タイヤで67周のレースをスタートしてしまったのだ。
何度もコースを外れながらも、キミ・ライコネンとフェリペ・マッサの2人はコース上にとどまり続けたが、まもなく正しいタイヤへの交換のためにピットインし、セーフティカーの後ろを走り続けていた集団の後ろに復帰した。フェラーリによると、フル・ウエットでレーススタートせよという指示が届いていなかったということで、気付いたときにはすでに手遅れだったと主張している。
さらにこの時点で、低速でのスピン後にニック・ハイドフェルドをパスしたとして、マッサが審議対象となっていた。審議の結果、ドライブスルー・ペナルティが科されている。
しかし、ここからマッサは反撃を開始。レース終盤には3番手を走行し、その後最後となる4回目のピットストップを行い、タイヤ交換と給油を行った。これにより、ライコネンが表彰台圏内に浮上している。ラスト3周、3度のピットストップを終えていたライコネンは、ヘイキ・コバライネンに猛チャージを仕掛け、マッサもロバート・クビサと激しいバトルの末、6位でチェッカーを受けた。
この結果、ウィナーのルイス・ハミルトンを17ポイント差で追うライコネンは、計算上、かろうじてチャンピオンシップ優勝に望みを繋いだ格好だ。だが、さらに10ポイントの差がついたマッサは、タイトル争いからの脱落が決定した。
キミ・ライコネン
「ほとんど視界ゼロでレースをしていた。一番困ったのは、どこに他のドライバーがいて、何をしているのか分からないことだった。僕のレースは、3周目に強制されたピットストップによって台無しになってしまった。僕たちはスタンダード・レイン・タイヤでのスタートを選択したけど、この判断が正解だったのかどうか、分かることは永遠にない。一度は最後尾近くまで落ちたけど、なんとか挽回しようと全力を尽くした。3位という結果に不満は言えないよ。今日はとても難しいコンディションの中でたくさんオーバーテイクをした。ドライだったら、僕らのセットアップはもっとコンペティティブだったかもしれないけど、クルマはとても速かったし、このチョイスによるタイムロスはなかったと思う。チャンピオンシップでの状況はますます厳しくなったけど、いつもどおりにシーズン最後まで全身全霊をかけて戦い続けるだけだ」
フェリペ・マッサ
「このレースで、タイトル争いのチャンスは無くなってしまったけど、僕はここまでのチャンピオンシップを通してコンペティティブな戦いができたと思う。時に信頼性が十分ではなく、貴重なポイントを失ってしまったことは残念だった。今日のレースについては、チャンピオンシップのポジションを考えて、ライバルと違うタイヤを選ぶというリスクを冒そうと考えた。しかし、これは正しい判断ではなく、僕たちが知らなかったこととはいえ、スチュワードの判断に背くことになってしまった。あとはベストを尽くすしかなかった。再び上位までポジションを上げたものの、最後まで走りきる燃料はなかったので、もう一度ピットインしなければならなかった。クビサとのファイナルラップのバトルが、今回のレースで最高の瞬間だったよ」
ルカ・バルディセッリ
「われわれのレースは、両ドライバーがスタンダード・ウエットからエクストリーム・ウエットに交換しなければならなかったことによって損なわれてしまった。これはスチュワードの判断によって行われたことだが、われわれは知らされていなかった。スタートがセーフティカー先導で行われるということで、最初のタイヤを選び、天候も改善するとにらんでいた。集団の後ろでつかえながらも、現状から最善の結果を出そうと努力した。視界がほぼゼロに等しい状況で、常に他のマシンの後ろを走り続けながらも、両ドライバーは素晴らしいレースをした。ドライ寄りのセッティングだったにもかかわらず、マシンの状態も良かった」
ジャン・トッド
「非常に過酷な天候の中でレースが実施されたため、セーフティカー先導でのスタートとなり、19周あまりもその状態が続いた。われわれがつかんだ予報に従い、スタンダード・ウエット・タイヤでのスタートを選んだが、数ラップを走行したところで、スチュワードがエクストリーム・ウエットの使用を要請していると知った。チームはこのことを知らされておらず、レース後になって、スタートした後に届いていたステファノ・ドメニカリからのEメールを発見している」
「驚いて、すぐにタイヤ交換のためにドライバーたちを呼び入れなければならなかった。それ以降は、いくぶん面倒な方法で失ったものを取り返すしかなかった。両ドライバーともに見事ポイント圏内まで巻き返し、キミは3位表彰台を獲得した。しかし、結果的にドライバーズチャンピオンシップで可能性が残されたのはキミだけとなってしまった。奇跡でも起きなければ難しい状況だが、シーズンのラスト2戦、われわれはできる限りのことをするしかない」
E.A.
Source Ferrari
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